空と大海原とトルネード

雪の降る木曜の午前にひっそりと空と大海原とトルネード

ねえみんな、「豚の角煮」に関して考えてみたいんだ。険しい顔するほど敬遠するような事って無い気がするんだ、「使命」のことはね。

無我夢中で口笛を吹く兄さんと穴のあいた靴下

ある真夏の朝。
少年は空き地で、蟻の行列が虫の死体を運んでいるところをじっくり見ていた。
蟻たちはせっせと動き回っているのだけど、虫の死骸ひとつでこんなに大勢の蟻がいたって、意味が無いんじゃないのかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、アリ達に砂をかけたらどうなるかな、という好奇心がわいてきた。
しかし、今日はだまって観察し続けることにした。
暑い夏の日なので、少年の汗は顔中からあふれ、とめどなくアリの行列のそばに落ちた。

喜んで踊る友人と壊れた自動販売機
本日の体育はポートボールだった。
少年は、球技は得意ではないので、つまらなそうに運動着に着替えていた。
きっと今日は、運動神経のいいケンイチ君ばかり活躍するはずだ。
きっと今日は、球技の得意なケンイチ君ばかり注目を集めることになるだろう。
だとしたら、少年が恋しているフーコちゃんも、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年は「やれやれ」と言いながら、体育の場へと歩いていった。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年のほうをチラチラ見てたのを、少年は気付かなかった。

雹が降った土曜の夕方に料理を

職場で着用するスーツを買いに来た。
コムサとかフォーマルなお店もいいな〜と悩んだけれど天神コアも良いと思う。
20代くらいのはつらつとした女性服の服屋で体にフィットする服が多いのが特徴。
価格はテナントによって差が表れるが、全体的にリーズナブル。
そして、スーツを探していたが、小さめの物が多く売られていた。
着用後、ちょっとは都会的に見える気もする。
なかなか素敵なショッピングができて、すごくうれしかった。

息もつかさず歌う弟と枯れた森
今晩は一家そろって外食なので、少年はウキウキワクワクしていた。
何を注文しよう、と出発前からいろいろと思案していた。
ピザやパスタ、ソフトクリームやチョコパフェ、などなど、メニュー表にはどんな物があるのかと想像していた。
今回は先日開店したレストラン。
お父さんの運転する車は、もうじきお店の駐車場に到着する。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉さんは後部座席で、女性誌を読んでいる。
少年は車から降りると駆け出して、喜び勇んで店の入り口を真っ先に開けた。

風の無い水曜の夕暮れは熱燗を

ショップ店員さんって絶対勤まらないと考えるのは私だけだろうか。
出勤の度に、完璧にコーディネイトしないといけない。
私なんて、外で仕事する時はスーツを着ればいいし、メイクだってシンプルで良いとされている。
休日も、自分がお気に入りのファッションを纏えばいいし、家で働くときはTシャツにジーンズでできる。
なので、おそらく、服を売るなんて商売には、関われない。
服を買おうとしていると、店員さんが近寄ってきて流行やコーディネイトを教えてくれる。
何度買い物に来てもそれに怖くなり、その場から去ってしまう。
こういった部分も、店員さんって務まらなさそうと思う事の大きい理由の一つだ。

具合悪そうに走るあの子と紅葉の山
あんまり、ドラマは見ないけれど、最近、それでも、生きていくをかかさず視聴している。
殺人犯側の家族と殺された小さな子の両親と兄達が出会ってという話の中身で、普通はありえない話の中身だと思う。
殺された側の親兄弟と加害者の家族のどちらの家族も悲しいストーリーが出されている。
流れの雰囲気はすごく暗いと思うが、しかし、映像はきれいなようにされている。
花や緑や自然の映像がとっても多く使われていて、牧歌的と表現していいのかきれいな映像がたいそう多用されている。
この後、話がどうなっていくのか想像がつかないけれど、少しでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

雪の降る祝日の午後は椅子に座る

少年は、今日は小学校の給食係だった。
マスクと帽子をつけて、白い割烹着を着て、他の給食係のみんなと、今日の給食を給食室に取りにいった。
今日の主食は、ご飯じゃなくてパンだった。
バケツみたいに蓋付きの大きな鍋に入ったシチューなんかも。
少年は、最も重い牛乳は、男が運ばなければならない、と思っていた。
クラス皆の分38本はかなり重い。
なので自分が、バットに入った牛乳を持ったのだけど、同じ給食係のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
重たい牛乳を女子に運ばせたくはなかったけれど、クラスでも一番かわいいと思うフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思った少年は、ちょっとドキドキしながら、そのまま2人で牛乳を持って行くことにした。

暑い仏滅の早朝に熱燗を
さやかちゃんは見た目はおだやかそうに見られるらしいけど、アクティブな女友達。
旦那さんと、1歳のけんちゃんと、一家で、イタリアンレストランのななめ向かいのアパートに住んでいる。
パートも育児もささっと行い、忙しいけれど、時間の有効活用は上手。
ちょっとでも時間があれば、遊びに行っていい?など絶対電話を入れてくれる。
私は頻繁にお菓子を作って、さやかちゃんの家におじゃまする。

ゆったりと自転車をこぐ子供と花粉症

私は、アパートで一人で出来るような業務をして、たまに誘いがあると派遣先に仕事に参加する。
その稀にだけど、最強にめんどく感じてしまう。
こんなに面倒なら辞めてしまおうかと。
声がかかればやる気になるけれど、多くの人間にはさまれて、団体で業務を成功させるのは気疲れする。
と、親に持ちかけると、気持ちは分かるよ、と豪快に笑っていた。

自信を持って口笛を吹くあの人と花粉症
水滸伝の北方バージョンの血が通っていて男気熱いキャラクターが、オリジナルの108星になぞらえて、主な登場人物が108人でてくるが、敵方、権力側のキャラクターも人間くさいのがいて、血が通っていると思える。
登場人物に人間くさいもろさがうかんでくるのも重ねて、夢中になっていた理由だ。
心が弱いなりに自分の夢とか将来の為に可能な限り尽力しているのが読みふけっていてはまる。
精読していて楽しい。
ところが、魅了される登場人物がひどいめにあったり、希望がやぶれていく様子も心にひびくものがあるからひきつけられる長編小説だ。


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